10月 01, 2014 - 0 Comments - 猫と下僕の動く絵日記 -

vol.8 出会い 「ハク編」

01

ちゅんが我が家に来てから半年ほどたったころ、
いつも通っている動物病院に訪れたときのことでした。

待ち時間、なんとなく張り紙をみて過ごしているのですが、
そのときも同じように壁の張り紙を
無防備な姿で見ていました。

02

そこには可愛い3匹の子猫ちゃんたちが里親募集されている内容が書かれていました。
黒、白黒、キジトラの3兄弟でまだ生まれて間もないところ、保護されたそうです。

「可愛いな〜(ボケ〜〜〜〜)」

と見ている間に診療の時間になり、
チュンが臆病者で大人しくしているおかげで
難なく診療を終えた頃、先生がこういいました

「子猫見ますか?」

やっぱり可愛い姿は見たい!触れたい!モフりたい!
ので、即決で謁見させて頂くことにしました。

 

03

 

 

その破壊力にしばらく立ち尽くす下僕でした。
そこへ来て先生が

先生:「下僕さん、この中のどの子が可愛いですか?」
下僕:「そうですね、、キジトラの方でしょうか。」

04

先生:「下僕さんのところチュンちゃんがいるでしょ」
「ぜーったい兄弟がいたほうが良いのですよ。兄弟が出来ることで学べることがたくさんあるし」
「日中、下僕さんお仕事でいないならその間寂しくなく遊んで過ごせますよ。」
下僕:「。。。。。。」
先生:「この子今貰い手がありましてね、 (゜Д゜ )チラッ 」
先生:「ただ、、、下僕さんにでしたら (゜Д゜ )チラッ チラッ 」
下僕:「。。。。。。」
先生:「今なら! 話はこちらでつけますからお譲りしますよ!」
下僕:「。。。。。。」

なぜ私は今、獣医さんに商談まがいなことをされているのだろうか、、と思いながらも
その説得力のある話に対し、心動かされていました。

下僕「お返事を待っていただきたいのですが、、」
先生:「1週間なら待てますが、それ以降は打診があるかたにお譲りしますね(キリッ) 」

迷う時間などあまりなく、1週間たったらこの子は貰われていってしまう。。。
ただ子猫を見たいだけだったのにすっかり獣医さんの陥穽に陥るという
マヌケさを悔いながらも、頭はそのことでいっぱいでした。

05

結局、経済的なことやチュンのことなど悩み抜いた1週間後
私はこの天使を引き取るこ引き取ることにし、
決意をと高鳴る気持ちを携えて病院に向かいました。

下僕:「引き取ることにしました。」
先生:「本当!良かった良かった、まだちゃんといるからね〜^^ 」
下僕:「。。。。(嬉しい…………)」
先生:「じゃあ、引き取ってもらう前に予防接種しないとね〜」

とおもむろに子猫に注射を打ち始め、

 

先生:「●●●●円になりまーす。」
下僕:「。。。。。。。。。。。。」

 

引き取ることへの嬉しい気持ちもありながら、
まんまとまた一人、彼らの患者を増やしただけではないだろうかと、
複雑な胸中でこの子猫を引き取っていく下僕でした。