ホームページ作成 費用の目安と相場

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ホームページを作成したい、またはリニューアルをしたいといった時に気になるのが費用です。

数社から見積もりをとっていただくとわかりますが、制作会社によって費用はバラバラです。

同じ条件で見積もりを出しても、10万円でやる会社もあれば、100万円、300万円といった見積もりが出ることも珍しくありません。

この記事では、一般的にあまり知られていないホームページ制作の業務内容の解説から、費用の目安を解説します。

ベストな制作会社選びの参考になれば幸いです。

1. ホームページ作成の流れ

まず、ホームページを作成する流れについてざっくりと説明をします。

各項目については後ほど詳しく解説をしますので、ここでは大まかな流れを理解していただければと思います。

  1. ヒアリング
    どんなホームページを作りたいのか?ホームページの目的は?参考のサイトは?
    といったことを詳しくヒアリングし、どのようなホームページであればクライアントの希望を満たせるかを考えます。
  2. 提案・見積もり
    ヒアリングした内容やライバルサイトの状況などを元に、ページの構成案であるサイトマップや見積もりを作成し、提案します。
    提案内容や金額についてのすり合わせを行います。
  3. 契約
    見積り額、提案内容が決まったら契約書を交わします。
    制作会社によっては契約書ではなく、発注書のみという場合もあります。
  4. ワイヤーフレーム作成
    ワイヤーフレームとは、各ページの設計図のような、レイアウトのようなものです。
    作成したサイトマップを元に作成します。
    ワイヤーフレームを元にクライアントの意見・要望を反映させ、デザインを開始します。
  5. 原稿、素材の用意
    ホームページに掲載するキャッチコピー、文章、写真などを、ワイヤーフレームを元に用意していきます。
    クライアントに用意してもらうケースや、制作会社のライターが作成するケースがありますが、クライアントが用意することが一般的です。
  6. デザイン
    ワイヤーフレーム、サイトコンセプトなどを元にトップページのデザインを行います。トップページのデザインが固まったら、続いて下層ページのデザインも行います。
  7. コーディング
    デザインしたものをhtmlでコーディングし、Webブラウザで閲覧・操作が出来るようにしていきます。
  8. 仮サーバーにアップ
    パスワードを設定した状態で仮サーバーにアップをし、動作チェックや不具合がないかをチェックします。
  9. 最終チェック
    仮サーバーにアップしたものを、クライアントに確認してもらいます。
  10. 納品
    最終チェックによる修正が終わったら、本番サーバーにアップをし、一般公開となります。

以上がホームページ作成の流れです。

なお、ホームページ作成は、作業ごとに役割を持ったスタッフが担当します。
各スタッフと役割は以下の通りです。

作業 担当者
ヒアリング Webディレクター
提案・見積もり
契約
ワイヤーフレーム作成
原稿・素材の用意 Webディレクター・ライター・クライアント
デザイン デザイナー
コーディング コーダー

お客様企業とのやりとりは原則全てWebディレクターが行います。デザイナーやコーダーがクライアントと直接やり取りを行うことはありません。

また、進行状況の管理などもWebディレクターが行います。

2. 作成費用の内訳

続いて、ホームページ制作の見積もりに記載されることが多い各項目について解説します。

制作会社によっては「ホームページ制作一式」と書かれた見積もりを出すケースもありますが、相見積もりをする時などは内訳が分かれていると比較しやすいと思います。

各項目の費用の相場は後ほど“●●●”にてご説明します。

ここでは各項目の内容をざっくりと理解しておいてください。

2-1. 企画・ディレクション費用

ヒアリング、打ち合わせ、構造設計などのディレクション全般の費用です。
集客のノウハウを元にした提案費用なども含まれます。

集客を目的としたサイトの場合、ここの良し悪しで集客力に大きな差が出てきます。

2-2.トップページデザイン

トップページのデザイン費用です。クライアントの要望、コンセプト、ホームページの目的などによって作成していきます。

ホームページの顔となる非常に重要な項目ですので、じっくりと時間をかけて行われます。

出てきたデザインが気に入らないから作り直し、ということになると追加費用が発生します。

デザイン案を何案かほしい場合、何案出すかや、修正に応じられる回数などをあらかじめ伝え、見積もりの段階で金額を決めておく必要があります。

2-3.下層ページデザイン

トップページ以外のページのデザイン費用です。
1ページあたりの単価が決められており、ページ数によってその分費用がかかることが一般的です。
例)ページ単価 × ページ数 = かかる費用

2-4.コーディング

デザインしたものを、ブラウザで表示されるようhtml等で記述し構築していく作業の費用です。
1ページあたりの単価が決められており、ページ数によってその分費用がかかることが一般的です。
例)ページ単価 × ページ数 = かかる費用

2-5.CGIプログラミング

主にメールフォームを設置する際に必要となります。
単価が決められており、設置するメールフォームの数量によってその分の費用がかかります。
例)CGIプログラミング単価 × メールフォーム2つ = かかる費用

2-6.JavaScript

画像をスライドさせる、クリックで画像を拡大して表示するなど、動きのある表現をするために使用するプログラミング言語です。
どのような表現をさせるかによって費用が異なります。

2-7.CMS導入費用

クライアント自身でコンテンツの追加や更新が行えるようにするシステムです。
有名なものではWordPressがあります。
クライアントの要望によって費用は大きく異なります。

2-8.スマートフォンサイト制作費用

最近必須となりつつあるスマートフォンサイトの制作費用です。
スマートフォンサイト作らなくとも、PCサイトをそのままスマートフォンで表示させることは可能ですが、ユーザーが拡大などをする必要があります。

重要視されてきており、導入する企業は増えています。

2-9.アクセス解析設置費用

Google Analyticsなどのアクセス解析ツールの設置費用です。

ツール自体は無料のものがほとんどですが、設置の代行費用としてかかる場合があります。

2-10.素材購入費用

クライアント側で画像やイラストの素材を用意することが出来ない、または無料素材では良いものがない場合など、有料素材を購入することがあります。
購入する素材によって金額が異なります。

目安としては、素材1点で1,000円~3,000円程度のものを使用することが多いです。

2-11.制作物買取費用

一般的にホームページの納品はWebデータのみで行います。
作成したイラストなどをチラシやパンフレットに使用する場合、制作したイラスト等をイラストの元データ(イラストレーターのデータ)で納品する場合にかかることがあります。

以上がホームページを作成する際の主な費用です。

続いて、ホームページを運用していくための月額費用(ランニングコスト)についてご説明します。

3. ホームページ運用費用(ランニングコスト)

ホームページを運用していくためには、初期費用にあたり作成費用の他にランニングコストがかかります。

以下、一般的なランニングコストについてご説明します。

3-1.サーバー保守費用

作成したホームページを公開するためにはサーバーが必要です。

プロバイダーが提供している無料サーバーなどもありますが、そういったものはあくまでも個人の趣味レベルのホームページ向けですので、商用のホームページであれば有料のレンタルサーバーなどを使用することをおすすめします。

制作会社に管理委託することも出来ますが、クライアント側で用意することも出来ます。

3-2.ドメイン取得・管理費用

商用として運用するホームページであれば必ず取得したほうが良いです。
「.com」や「.net」といったドメインであれば取得費用は1,000円程度です。

制作会社に取得から管理まで委託することも出来ます。

3-3.メールアドレス取得・設定費用

独自ドメインを取得すれ、オリジナルメールアドレスが使用できます。
メールアドレスの取得はサーバーの管理画面から行えます。

また、取得したメールアドレスはお使いのパソコンやスマートフォンのメールソフト(Windows liveメールなど)に設定することで使用できます。
サーバーの保守管理を制作会社に依頼する場合、取得費用や設定費用が別途かかる場合があります。

3-4.ホームページ更新費用

納品後にホームページの内容を修正したいといった場合にかかる費用です。
更新内容、修正内容によってその都度見積もりをとるケースが多いです。

以上が主なランニングコストです。

つづいて各費用の相場と費用の目安についてご説明します。

3-5.SEO対策費用

集客目的のホームページに必須なのがSEO対策費用です。

SEO対策は低額の月額費用を払うケースや、ランクインの日数による成果報酬という契約が一般的です。

詳しくは以下リンク先の記事をご覧ください。

SEO対策 費用の目安と算出方法

4. 費用の目安と相場について

ホームページの制作費用は制作する内容によって大きく変わります。

また、日本にはホームページ制作会社が多くあります。

個人事業として一人でやっているところから、各作業に専任の担当者がおり、複数のプロジェクトを抱えている大手制作会社まで、様々な規模の制作会社があります。

費用としては大手制作会社の方が高くなり、個人事業のほうが安くなります。

またリース契約と言って、初期費用は無料ですが月額30,000円の5年契約、といった会社もあります。

「初期費用が無料ならいいか」、と思いがちですが、総額で考えると180万円ととても高額であり、ホームページのクオリティも高くはないのでおすすめしません。

4-1.制作会社の規模別にみる費用の目安

制作会社の規模によってどのような違いがあるのか、あくまでも目安ですが以下にまとめてみました。

価格は各作業の単価となります。下層ページデザイン、コーディングなどはページ数によって変わります。

  大手 中堅 小規模(個人)
企画・ディレクション費用 ¥150,000 ¥100,000 ¥30,000
トップページデザイン ¥150,000 ¥100,000 ¥30,000
下層ページテンプレートデザイン ¥70,000 ¥50,000 ¥30,000
下層ページデザイン ¥20,000 ¥10,000 ¥5,000
コーディング ¥20,000 ¥10,000 ¥5,000
CGIプログラミング ¥50,000 ¥30,000 ¥15,000
javaScript ¥100,000 ¥50,000 ¥30,000

上記の単価を元に、以下の内容のホームページを作成した場合の費用を算出してみます。

ホームページ作成条件

  • ページ数   :15ページ
  • メールフォーム:2つ
  数量 大手 中堅 小規模(個人)
企画・ディレクション費用 1 ¥150,000 ¥100,000 ¥30,000
トップページデザイン 1 ¥150,000 ¥100,000 ¥30,000
下層ページテンプレートデザイン 1 ¥70,000 ¥50,000 ¥30,000
下層ページデザイン 14 ¥280,000 ¥140,000 ¥70,000
コーディング 15 ¥300,000 ¥150,000 ¥75,000
CGIプログラミング 2 ¥100,000 ¥60,000 ¥30,000
javaScript 1 ¥100,000 ¥50,000 ¥30,000
合計   ¥1,150,000 ¥650,000 ¥395,000

費用は作成するホームページの内容や、システムを導入するかどうかなのでも変わってきますのであくまでも参考ですが、オーダーメイドで作成するとこれくらいの金額は目安にしておいたほうが良いでしょう。

ちなみに弊社は小規模~中堅規模の間の制作会社ですので、上記のようなサイトであれば40万円程度(税別)です。

4-2.どの程度の規模の制作会社に依頼すればよいか?

大手制作会社はクライアントも大手企業の場合が多いです。

この記事を見ている方は中小企業の方が多いと思いますので、そうなると中堅規模の制作会社か個人事業の会社に依頼するというのが現実的だと思います。

しかし、個人事業などの小規模制作会社の場合、一人でデザインからコーディングまで行うため、それぞれの専門スキルという面でどうしても弱くなります。

また、集客を目的としたホームページの場合などは特に、集客のためのノウハウや、日々変化するSEO対策の最新情報に知識が追い付かず、集客力が弱くなるというケースが考えられます。

個人の方が副業で運用するホームページであれば、小規模制作会社に制作してもらい、その後の更新などは自分で行う、というのも良いと思いますが、企業が商用として運用をされるのであれば、ある程度の規模の制作会社に依頼したほうが賢明です。

安心して依頼できる制作会社として、以下の条件は満たしてほしいところです。

  • 集客などのノウハウを持つ専任のWebディレクターがいる
  • デザインを専任で行う自社デザイナーがいる
  • SEO対策などに精通しているコーダーがある
  • 自社でSEO対策を行っている

こんなところでしょうか。

ホームページ制作会社は自社サイトで過去の制作事例を公開していますので、自分の理想に近いホームページが作ってもらえそうかどうか、確認したほうがよいでしょう。

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