SEO対策 費用の目安と算出方法

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SEO対策は、実際にどのような対策をしているかが依頼者に伝えられることがなく、ブラックボックス化することがに多いサービスです。
そのため、依頼者によっては適切ではない料金で契約をさせられてしまい、結果として費用対効果がでない、といったことが起こりえます。

ボッタくるSEO業者が一番悪いとは思いますが、依頼する側も適正価格でサービスが受けられるようにある程度の知識を持つことは必要だと思います。

今回の記事では、実際にSEO対策の見積もり作成から、費用対効果の測定までを行っているWebディレクター自らが、“費用(コスト)”という視点からSEO対策を解説します。

 

1. 一般的なSEO対策の費用形態

SEO対策の契約プランはSEO対策業者によって違いますが、主な契約プランとして以下の2つがあります。

  • 成果報酬プラン
  • 定額プラン

それぞれについて詳しく説明します。

1-1.成果報酬プラン

読んで字のごとく、成果が出た時だけ報酬を支払う契約です。
では、SEO対策にとっての“成果”とはなにか?それは、

対象キーワードで検索結果の上位に表示されること

です。

検索結果の2ページ目以降(11位以降)は、ほぼホームページに訪問してもらえませんので、主に1ページ目表示(10位以内)で報酬を支払うという形が多いです。
1ページ目以内に表示されることを「ランクイン」と言ったりします。

報酬の計算方法

報酬の計算は、

1ページ目に表示された日数×1日当たりの単価

で計算します。
例えば1日あたりの単価を3,000円とし、1ヶ月に22日間ランクイン(1ページ目以内に表示)された場合の金額は、

22日 × 3,000円 = 66,000円

となります。

その他の成果報酬プラン

一般的なのは1ページ目以内で報酬発生ですが、他にも

1~5位と6~10位で1日あたりの金額を変える

といった契約もあります。

例えば、1~5位にランクインしたら1日4,000円、6~10位は2,000円であれば、報酬例は以下のようになります。

1~5位ランクイン     ・・・10日
6~10位ランクイン     ・・・12日
11位以降(ランクインせず)・・・8日

(10日 × 4,000円)+(12日 × 2,000円) = 66,000円

順位によって細かく金額を変えるメリット

当然ながら検索結果が上位になればなるほどホームページに訪問してもらえる数は増え、逆に検索結果が下がれば訪問数は減りますので、順位が下がった分は費用が安くなるというメリットがあります。

デメリットとしては、10位以内全て同じ金額の場合と比較して、上位(5位以内など)にランクインした場合の金額が高くなるということです。

※1ヶ月全て5位以内にランクインした場合

・10位以内で1日3,000円の場合・・・30日 × 3,000円 = 90,000円
・5位以内で1日4,000円の場合  ・・・30日 × 4,000円 = 120,000円

上位のサイトが有名な巨大サイトで抜くのに時間が掛かりそうな場合など、順位によって金額を変えるのも良いと思います。

1-2.定額プラン

つづいては“定額プラン”の説明です。

成果報酬がランクインした分だけ費用が発生するのに対し、定額は

順位に関わらず費用が発生する

というプラン。
100位にも入らず、ホームページへの訪問が全くない状態でも費用が発生します。

それなら成果報酬のほうがいいじゃないか!と思わるかもしれませんが、定額のメリットは、仮に1ヶ月毎日ランクインした場合の成果報酬と比較して、圧倒的に費用が安いということです。

ちなみに弊社では、成果報酬プランで毎日ランクインした場合と比べ、定額プランの費用は3分の1程度です。

例)
成果報酬型で1ヶ月(30日)ランクイン・・・90,000円
定額型                 ・・・30,000円

1-3.成果報酬と定額、どちらがいいか?

どちらにしたらいいのか悩みどころですね。

結論から言うと、

実力があり、短期間でのランクインが出来るSEO対策業者に頼むなら、絶対“定額”

です。以下に理由をご説明します。

まず、SEO対策の契約には“契約期間”があります。

例えば弊社の場合、成果報酬と定額では契約期間が異なり、以下のようになります。

成果報酬プラン・・・1年間(準備期間が1ヶ月あるため、実質13ヶ月)
定額プラン  ・・・6ヶ月間(初回申込みに限りお試し3ヶ月間)

となります。契約期間途中での解約はできません。
また、同じく契約期間中に成果報酬から定額へのプラン変更も出来ません。

定額の場合、初めてお取引をする会社様に限りお試し3ヶ月契約があります。

仮にSEO対策を開始から4ヶ月目にランクインした場合の13ヶ月間の費用を比較すると以下のようになります。金額は、

成果報酬・・・3,000円/1日あたり
定額  ・・・30,000円/1ヶ月あたり

とします。

  1ヶ月 2ヶ月 3ヶ月 4ヶ月 5ヶ月 6ヶ月 7ヶ月
成果報酬 ¥0 ¥0 ¥0 ¥90,000 ¥90,000 ¥90,000 ¥90,000
定額 ¥30,000 ¥30,000 ¥30,000 ¥30,000 ¥30,000 ¥30,000 ¥30,000
  8ヶ月 9ヶ月 10ヶ月 11ヶ月 12ヶ月 13ヶ月 合計
成果報酬 ¥90,000 ¥90,000 ¥90,000 ¥90,000 ¥90,000 ¥90,000 ¥900,000
定額 ¥30,000 ¥30,000 ¥30,000 ¥30,000 ¥30,000 ¥30,000 ¥390,000

ご覧のように、それぞれの13ヶ月でかかった費用は

成果報酬・・・900,000円
定額  ・・・390,000円

差額は510,000円です。

このように、ランクインまでの期間が短い場合は圧倒的に定額型のほうが安くなります。

ちなみに弊社の場合、1ページ目以内へのランクインに要する期間は平均で2ヶ月半(約75日)ですので、どちらで契約するか悩んでいるお客様には定額型をおすすめしています。

しかし、実力のないSEO会社に依頼してしまった場合、定額だとお金をドブに捨てたことになってしまいます。

実力のある会社は3ヶ月や6ヶ月などの短期契約をやっていることが多いです。
契約期間内に成果が出せなければ解約されてしまうので、自信がなければできません。

かたや、実力のないSEO対策業者は契約期間が1年や2年と長期契約となります。

SEO対策業者選びには、是非契約期間をチェックするようにして下さい。

1-4.初期費用などその他の費用

弊社ではいただいていませんが、業者によっては初期費用が必要な場合があります。

また、なかには「初期費用のみでランニングコストは無料」をうたう業者もいますが、おすすめしません。

なぜかというと、契約後にリンクをつけ、その後は放置するというサービスの可能性があるからです。

SEO対策は日々難しくなっていますので、そのようないい加減な対策で順位があがる可能性は極めて低いでしょう。

2. SEO対策の費用はどのようにして決まるか?

続いて、SEO対策業者がどのようにしてお客様からいただく金額を決めているか?について説明します。
あくまでも弊社のやり方を元にしたご説明ですが、恐らくはどの業者も似たようなやり方ではないかと思います。

まず、SEO対策の費用はキーワードによって変わります。キーワードによって広告効果が異なるからです。

広告効果が高いキーワードは数多くの企業が上位表示を目指しているため競争率が高くなり、上位表示が難しくなります。

難しいほどSEO対策業者は手間と時間とコストをかけて対策を行いすので、金額は当然高くなります。

 

ライバル

難易度

金額

広告効果の高いキーワード

多い

高い

高額

広告効果の低いキーワード

少ない

低い

低額

それでは、広告効果が高いか低いかをどのようにして調べるか?ですが、その方法は多岐にわたりますが、比較的簡単に調べられる方法をご紹介します。

2-1.Googleキーワードプランナーを使い広告効果を調べる

Googleキーワードプランナーとは、Googleが提供している検索エンジン連動型広告(Google AdWords)を利用するユーザー向けに無料で公開されているツールです。

利用はGoogleアカウントを取得すれば誰でも無料で使えます。ホームページを使って集客を考えているのであれば必須のツールです。

使用したことがない方はこの機会に是非使い方をマスターして下さい。
https://www.google.co.jp/adwords/

使い方については下記のサイトにわかりやすくまとめられています。
http://markestyle.com/howto_keywordplanner/

このツールでは主に以下を調べることが出来ます。

  • キーワードの月間平均検索ボリューム
  • キーワードの競合性
  • キーワードの推奨入札単価

それぞれについて解説します。

キーワードの月間平均検索ボリューム

SEO対策をしようとしているキーワードが、1ヶ月にどの程度検索されているか?を調べることができます。
当然ですが、検索回数が多いキーワードで上位表示されるほど、ホームページへの訪問者も多くなります。

以下の画像はキーワードプランナーでキーワード「ホームページ制作 東京」を調べた結果です。

keyword-planner

 

赤枠内が調べた結果です。

結果について解説します。

月間平均検索ボリューム

調べた結果、1,000回となっています。これは、「ホームページ制作 東京」というキーワードで月に1,000回検索されるだろうという結果です。
1,000回という結果が多いのか少ないのか?ですが、十分多い検索回数です。
ちなみに弊社のホームページはこのキーワードで常時3位以内にランクインしていますが、おかげさまで毎月コンスタントにお問い合わせをいただき、成約に結び付いています。

競合性

結果は「高」となっています。これは、Google Adwordsを使いこのキーワードで広告を出している企業が多いという意味です。
効果のない広告は誰も出しませんから、競合性が高いということは、このキーワードで広告をだし、費用対効果が出ているということになります。
SEO対策においても効果が見込めるキーワードであることを表しています。

推奨入札単価

結果は「¥1,257」となっています。これは、Google Adwordsを使いこのキーワードで広告を出す際に、Googleが推奨しているクリック単価です。

クリック単価とは、広告が1クリックされるたびにGoogleに支払う単価です。

高い!と感じるかもしれませんが、その金額で広告を出しても十分費用対効果があるキーワードということです。
確かにこの金額で広告を出した場合、恐らく月間で20~25万円の広告費用をGoogleに支払う必要があるでしょう。
しかしその広告から商品が売れ、費用対効果が適正であれば、広告としては成功です。

Google AdWordsはGoogleのサービスですから、AdWordsで広告を出してもYahoo!の検索結果には当然掲載されません。
Yahoo!はYahoo!で、「Yahoo!プロモーション広告」というサービスを提供していますので、そちらに申込む必要があります。

しかしSEO対策で上位表示に成功すれば、GoogleとYahoo!の検索結果はほぼ同じですのでどちらにも表示されます。

少し話がそれましたが、以上がキーワードプランナーを使ってのキーワードの広告効果の測定方法です。

2-2.ライバルサイトと対策するサイトのコンテンツの優劣を調べる

近年、検索エンジンで上位表示されるにはコンテンツの充実がとても重要です。検索エンジンユーザーにとっての価値が低いサイトは上位表示が難しくなっています。

そこで、狙っているキーワードに含まれるユーザーニーズを分析し、SEO対策を行うサイトがユーザーニーズを満たしているかどうかを調査する必要があります。

キーワードに含まれるユーザーニーズとは?

例えば、「ウッドデッキ」というキーワードの場合、ユーザーニーズは、

  • ウッドデッキを施工してくれる工務店を探したい
  • ウッドデッキをDIYしたいが、やり方を調べたい
  • ウッドデッキをDIYしたいが、材料を購入したい

などなど、曖昧です。

しかしこれが、「ウッドデッキ 工務店」や「ウッドデッキ DIY」、「ウッドデッキ 材料」というキーワードであれば、ユーザーニーズは絞られてきます。

例えば「ウッドデッキ DIY」で検索している方は、自分でウッドデッキを作ってみようというニーズがある方なので、提供してあげるコンテンツとしては、

  • ウッドデッキを自分で作った場合の費用
  • ウッドデッキを自分で作る場合のポイント
  • ウッドデッキを自分で作る場合のオススメ工具

などのコンテンツが必要になります。

このように、SEO対策を行うサイトにユーザーニーズを満たすコンテンツが十分あるかどうかを分析する必要があります。

さらに、上位に表示されているライバルサイトも同じように分析します。

上位に表示されているサイトと比較し、ライバルサイトよりも自分のサイトのコンテンツが弱い場合は、サイトへのコンテンツ追加やリニューアルが必要になります。

コンテンツ追加やリニューアルが予算の都合で難しい場合、SEO対策の難易度は高くなりますので、SEOの費用も高めになります。

結果的に高いランニングコストを払い続けるよりも、最初にしっかりとしたコンテンツを用意してランニングコストを抑えたほうが安あがりですし、上位表示もしやすく成約率も上がります。

まずはしっかりとコンテンツを充実させましょう。

2-3.ライバルサイトのSEO対策状況を調べる

SEO対策状況ですが、主にリンク対策をどの程度行っているかを調べます。
ここで調べるのは

  • 獲得しているリンクの質
  • 獲得しているリンクの数

です。

サイトが獲得しているリンクを調べる方法ですが、多くの無料ツールが出回っています。
代表的なものをいくつか紹介します。

Hanasakigani.jp http://hanasakigani.jp/
SEOチェキ! http://seocheki.net/backlink.php

上記ツールなどで、どのサイトからリンクがされているかがわかりますので、今度はそのリンク元のサイトを一つ一つ分析します。

それでは、質の良いリンクと悪いリンクはどう違うのか?以下にまとめます。

質の良いリンク

  • 独自ドメインで運用されたサイト
  • 独自ドメインのページランクが3以上
  • サイトの内容が、リンク先サイトの内容と親和性が高い
  • リンクされている数が少ない

質の悪いリンク

  • 独自ドメインのページランクが低い、またはページランクがついていない
  • サイトの内容が、リンク先サイトの内容と親和性が低い
  • リンクされている数が多く、リンク先サイトの内容(業種)もバラバラ

まとめると、質の良いリンクとは「自然なリンク」であり、質の悪いリンクとは「不自然なリンク」です。

SEO対策業者がいい加減につけたリンクは必ずどこかしら不自然です。

以上を意識して、ライバルサイトのリンク状況を分析します。
質の良いリンクが数多くつけられているほど、そのサイトより上位に表示する難易度は高くなりますので、費用も高くなります。

3.最後に

長くなりましたが、SEO対策を費用の視点からまとめてみました。
SEO対策の費用は決して勘などで算出しているわけではなく、根拠を元に算出しているいということがおわかりいただければ幸いです。

以下にアドバイスをまとめましたので参考にしてみて下さい。

  • SEO対策には「成果報酬プラン」と「定額プラン」がある。自分に合ったほうを選ぶ
  • 契約期間をしっかり確認し、長期契約の定額プランには申し込まない
  • キーワードの広告効果の測定をし、金額が適正かどうかある程度自分で調べる

この記事を読まれた方が、適正な価格でSEO対策をし、サイトが上位表示され、売り上げがアップすることを願っています。

現在のSEO対策の費用が妥当かどうか、見積もりをとった費用が適正な価格かどうか、不安に思われている方がいらっしゃれば、是非セカンドオピニオンとしてご相談いただければと思います。ご相談は無料ですのでお気軽にどうぞ。

最後まで読んでいただいてありがとうございます。

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